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※当プレイ記録には物語のネタバレが含まれます。未プレイの方、購入予定のある方はお気を付けください。
第3日目の朝。クリストが帰ってくるのを、イスクラはドアの前に立ったまま待っていました。
どうやら2日目の夜、クリストが探索に出ている間に拠点に泥棒が入ってきたもよう。どうやら泥棒は拠点にイスクラしかいないことを分かった上で侵入したようです。肉と水を1つずつ盗んでいきました。
泥棒から隠れようとしたのでしょうか、イスクラはかすり傷を負ってしまいました。
イスクラを抱きしめるクリスト。独りぼっちで、暗闇の中で、泥棒から隠れていた小さな女の子。どれだけ怖かったことでしょう。
「君が必要なときは僕はいつでもここにいるよ。どうしたの?」
玄関先に座り込んでしまったイスクラに、クリストが優しく語り掛けます。「いつでもここにいるよ」とは言うものの、昨夜の襲撃の際にいなかったのは事実。そして生きていくために、この先もイスクラを置いて探索に行かなければなりません。
「いつでもここにいてあげたい」気持ちは本物だけれど、実際に「ここにいてあげられる」環境ではないのです。
「うん…わかってる。友達が恋しくてね…」
イスクラはまだ小さい女の子だけれど、現状が大変なことは理解しているのでしょう。怖い、悲しい、寂しい。色んな気持ちを小さな心で飲み込んでいるようです。
「子供を傷付けるなんて、奴らはどれだけ卑劣なんだ?!あり得ない!かわいそうなイスクラ。」
クリストとのお喋りが終わった後も、イスクラは玄関先にしゃがみ込んだまま動かなくなってしまいました。
イスクラとの会話を終えたクリストは作業場へ。本当はあのままイスクラの側にいてあげるべきなのだろうけれど、生きるためにそうもしていられないのが苦しい。
集めた物資を使って、作業台から「金物工作場」を作成することにしました。
金物工作場は作業場の横に設置しました。
昨日に引き続き、拠点に訪問者がやって来ました。彼の名はフランコ。様々な物資を物々交換してくれる商人でした。しかし現時点では物々交換できるほどの物資を持っていなかったため、今回は取引が出来ませんでした。
金物工作場を作成したことで色々な道具が作れるようになりました。
探索のためにまず「ショベル」を作成。素材は「木材×4」「材料×7」が必要。
更に「バール」も作成しました。素材は「材料×10」が必要でした。
これで探索が更に捗ることでしょう。
金物工作場で作業をしていると、イスクラが側に寄ってきました。
「抱きしめてよ、パパ…」
「おかしいよ、何もかも!」
兵士に自宅から追い出されたこと、ぼろぼろの廃墟に隠れ住まなくてはならないこと、お腹が空いても我慢しなければならないこと、ひとりぼっちで夜を過ごさなければならないこと、一緒に遊べる友達もいないこと、知らない人が自分たちの物資を奪っていくこと……小さな女の子が抱えるには重すぎるし、多すぎる。
強盗が入った次の夜。本当ならば怖がる娘と一緒にいるべきでしょう。わかっているけれど、探索へいかなければならない。そうしなければ、2人とも死んでしまうから。
金物工作場で作成したバールとショベルを持って、以前訪れたおもちゃ屋の廃墟へと探索へと出ることにしました。
おもちゃ屋の廃墟にはまだ到達できていない部屋がたくさんありました。ショベルを持ってきたことで、素手よりも簡単にガレキの山をどかすことができます。
地下には誰かが住んでいるような部屋がありました。しかし、現在部屋の持ち主はここにいないようです。
もしも、このおもちゃ屋を拠点にしている民間人がいたとしたら?クリストの家探しは自分たちの拠点を襲った強盗と大きく変わらないのではないか?境界線が曖昧になっていく。
持ってきたバールでロッカーの扉を無理やり開けるクリスト。生きるために、閉まっているものをこじ開ける。
おもちゃ屋の中で集めた物資の中に「特殊開錠用具」がありました。
強盗と自分。本当に何が違うのだろうか。
道具を持ってきたことで、更に多くの物資を集めることが出来ました。全て持ち帰ることはできないので、持って帰れない分はまた隠しておいて、後日取りに戻ることにしましょう。
おもちゃ屋の屋根には、まだ消えていない火が燃え続けています。まだ戦争が続いていることを、嫌でも思い出させられます。
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