こんにちは!管理人のひつじの姐さんです。
本日から【This War of Mine】の記録を開始します。
This War of Mineは2014年に発売されたゲーム。PC/iOS / Android / PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switchと様々なプラットフォームでプレイ可能です。
当記事はsteam版をプレイした記録です。
・公式サイトは【こちら】
一般的に戦争系のゲームにおいて主人公は「兵士」といった「戦える者」です。しかし実際の戦争でも同じことですが、必ずそこには「民間人」がいます。
戦火の中を逃げ、崩壊した建物に隠れ住む。明るい太陽の下では狙撃兵に狙われる。夜は拠点に押し入ろうとする強盗に怯えながら生活する。物資は乏しい。そんな中で難しい決断をしながら停戦まで生き延びなければなりません。
「This War of Mine」は実際の戦争下で市民が経験した劣悪な生活環境や残虐行為から発想を得て作成されたとのことです。
ゲームは「クラシックモード」と「ストーリーモード」から選択できます。
「現代戦では理由無く……犬死にする」
アーネスト・ヘミングウェイの重々しい言葉でゲームは開始されます。
クラシックモードは停戦が宣言されるまで生き延びるモード。停戦が宣言されるまでの期間は無作為に選ばれるとのこと。ストーリーモードは用意された物語を辿っていくモードになっています。
今回は「クラシックモード」をプレイしていきます。
クラシックモードでは「拠点で作業をする昼パート」と「屋外の探索をする夜パート」を繰り返して1日を過ごしていきます。セーブはオートセーブのみで、一日が終わった瞬間にセーブが入ります。そのため、次の画像にある「第○○日目」という表記が出た後、次の日が始まったところでゲームを中断するのがベストです。
「第1日目」
舞台は戦争下の街。崩壊した建物に親子が辿り着いたところから物語がスタートします。
建物は崩壊し、街中にはガレキが溢れています。所々、火の手も上がっているもよう。
親子が逃げ込んだこの建物も砲撃を受けたのでしょうか。屋根も壁も崩れています。
今回操作していくキャラクターは父と娘の親子。
「グラズナヴィアの内戦が勃発してもう何年も経った。反乱軍の最後の牙城が政府軍の包囲に晒されている。無数の民間人がこの街に閉じ込められている。食料や必需品が不足しており、毎日が生き延びるための戦いだ。」
「クリストとその娘イスクラは、兵士たちによって自宅から追い出された。住むべき場所を探すうちに建物の廃墟にたどり着き、そこを一時的に我が家とすることにした。」
こちらの女の子がイスクラ。
「こんにちは、私の名前はイスクラ。私のおかあさんは今、おばあちゃんの家を訪ねていて、パパが私の世話をしているの。兵士たちがいなくなったらまた会えるはず。他の国からの支援が届けば彼らは去るんだってパパが言ってた。すぐにそうなればいいのだけど、おかあさんがいなくて寂しい。友達がいなくて寂しい。部屋が、テレビが、アイスクリームが恋しい。私たちは地下室に住まなくちゃいけなかったって知ってた?そこが一番安全だってパパは言ってた。あたりを見回してもいい?」
「僕らはここから遠くない所に住んでいた。最初の砲撃が始まった時、僕らは安全のために地下室へ引っ越した。そこをできるだけ快適にしようとした。でもそこは寒く、暗く、湿っていた。ドブネズミもいた。イスクラはそれを怖がる。でも彼女に強くなければいけないと言い聞かせた。僕が物資を見つけて来るのに毎日出かける間、彼女はその地下室でほとんどの時間を過ごした。」
クリストは怖がるイスクラをなだめ、元気づけます。親子は兵士に自宅から追い出されてしまいました。たどり着いたこの廃墟でどうにか生き抜かなければなりません。
廃墟の壁は崩れ、ガレキの山となっていました。ドアの前にも積み重なっているので、これを片付けなければ廃墟の状況を知ることすら不可能。
ガレキを片付けるための道具も持っていないので、素手でガレキをかき分けなければなりません。素手での作業は効率が悪く、時間もかかってしまいます。
イスクラは小さな女の子なので、ガレキを取り除くなどの力仕事はできません。しかし家の中で使えそうなものを集めてくるお手伝いはできます。
廃墟の中を家探しし、使えそうなものをかき集めました。何かに使えそうな材料、木材。何の肉か分からないけれど、食べられそうな雰囲気を感じる肉。とにかく片っ端から集めていきます。
「どうして普通の家に住むことができないのかな?」
イスクラはまだ小さな女の子なので、現在の状況を完璧には理解できてはいないようです。
ガレキの撤去、素材集め、ベッドの作成……廃墟に逃げ込んで1日中働き続けたクリスト。あっという間に日は暮れてしまいます。時刻はもうすぐ夜の8時。廃墟での仕事は終わりの時間。残念ながらベッドの完成は間に合いませんでした。
今回は「おもちゃ屋の廃墟」へ探索にでることにしました。
廃墟の中には「簡単な作業場」がありました。この作業場を使えば生きていくために必要な設備を作成することができそうです。
ひとまずイスクラがしっかり疲れを取ることが出来るように、ベッドを作成することにしました。必要素材「材料×6」「木材×8」は廃墟の中から見つけることができました。
作業場で作成できる設備はオブジェクトをドラッグすることで、指定した場所に設置可能です。
明るい時間は接敵する危険性があるので、廃墟の外へ出ることはできません。しかし廃墟の中に籠っていては物資が枯渇し、生きていくことが出来なくなってしまいます。生存者は暗くなった後、影に隠れながら物資を調達する必要があります。
探索に出るのは父のクリスト。夜の拠点に幼い娘を1人残して探索に出なくてはなりません。
現時点で探索に行ける場所は「静かな家」「砲撃された学校」「おもちゃ屋の廃墟」の三か所。
「かつて、このおもちゃ屋は、ポゴレンの子供たちを楽しませていた。今、このおもちゃ屋は、戦争が子供たちから奪い去った楽しみを思い出させる静かな場所となっている。」
「ポゴレン」とは親子がいるこの国の名前だそうです。
拠点から探索先へ道具や武器を持って行くことも出来ます。しかし現時点で親子は有用な道具や武器を持っていません。クリストは手ぶらで探索に出ることになります。
「ここは本当に寂しい場所だな…。」
おもちゃ屋の奥から物音がしました。ドアの隙間から覗いてみると、何かを探している女性を発見。どうやら敵意は無さそうです。
「甥にあげられる、何か良いものを探しているんだけど……。」
敵意の無さそうな女性の横を素通りし、クリストはおもちゃ屋の中を探索して回ります。「開いた手のマーク」があるガレキやタンスからは物資を獲得することが可能。
物資は廃墟中に散らばっています。そのため一度物資を一か所に集めることに。帰り道近くの物資を隠しておけそうな場所へと移動させます。
おもちゃ屋の先客は「あなたは悪い人じゃないんでしょ?」と話しかけてきます。
平時ならばクリストはこの女性と談笑をしたのかもしれません。しかし今は戦時下。更に拠点へ娘を一人残してきている状況。のんびりとする時間はありません。
ひとまとめにした物資からバックパックへ入れて持ち帰る物資を選別します。クリストは「一般の民間人」なので、持って帰ることのできる物資には限りがあります。
ひとまず食料の缶詰や作業場で使えそうな材料などを持ち帰ることにしました。残りの物資もここへ隠しておいて、後日取りに来ましょう。
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