【01】Spiritfarer・魂を運ぶ者【Spiritfarer】

こんにちは!管理人のひつじの姐さんです!
本日から【Spiritfarer】というゲームのプレイ記録をしていきます。

こちらはカナダのゲームスタジオ「Thunder Lotus Games」が2020年8月18日に発売したゲーム。steam・PS・switch・Xboxなど、様々な機種でプレイすることが可能。

当記事はPC・steam版をプレイした記録です。

魂の旅人「スピリットフェアラー」となった主人公ステラを操作しながら、迷える魂を新たな世界へ旅立たせるお手伝いをしていく……といった物語を紡いでいくことになります。

公式サイトは【こちら
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当記事のシリーズはゲームのネタバレを含んでおります。【Spiritfarer】が気になった方はぜひまずご自身でプレイをした後で、「あぁ、こんなお話だったなぁ」と振り返るために当記事へとお戻りいただくことをオススメします。

ゲームの雰囲気を掴むために最初の数話のみ読んだ後、ご自身でゲームを購入してプレイしてみるのもオススメです。



それではさっそくプレイを開始。
一人プレイと協力プレイを選択可能。協力プレイを選んだ場合、二人目のプレイヤーは猫としてプレイすることになります。

今回のプレイでは一人プレイを選択しました。


今回のプレイでは基本的にキーボードマウスにて操作をしています。


PC版でもコントローラー操作は可能です。






小さな小舟に乗って、寄り添うように眠っていた褐色肌の女の子と猫。前方には灰色のローブのようなものを纏っている大きな人影。その人影はの乗った一回り大きな船は、小舟を先導するかのように進んでいました。


「目を覚まさないんじゃないかと心配したよ」

低く響く声で大きな人影が話しかけてきました。


大きな人影は「カロン」と名乗ります。

カロン。ギリシャ神話に登場する冥府の河の渡し守につけられている名前。


女の子は自分が「ステラ」であると名乗りました。

ステラ。「星」を意味する言葉。よく見ると少女が被っている帽子も星型をしています。


ステラと共に眠っていた猫は「ダフォディル」という名前だそうです。

ダフォディル(Daffodil)とは黄水仙と呼ばれるラッパ水仙のこと。英国に春の訪れを告げる花。そしてギリシャ神話にある死者の国に咲く不凋花(ふちょうか)だそうです。


カロンは「自分がここを去らねばならないこと」そして「やり残したことがあること」をステラへ告げます。


カロンは長い間「スピリットフェアラー」としてこの世界を旅していたようです。そしてこれから先はステラがスピリットフェアラーとなることも教えてくれました。

・Spirit…魂
・farer…運搬者

スピリットフェアラー。魂を運ぶ者。


船で世界を周りながら死者の世界へ旅立てないでいる魂を迎えに行く。そして彼らの心の準備ができるまでお世話をし、「その時」が来たらこの場所へと連れて戻ってくる。そして死者の世界へと送り出してあげることがスピリットフェアラーがすべきことのようです。


この場所は「エバードア」という場所であるとカロンは教えてくれました。エバードアは旅の終着点であり、魂の出発点でもあるとのこと。


カロンが手に持った大きな杖を振ると、眩しい光が現れました。そしてその光は、ステラの手の中に託されます。ダフォディルはカロンのローブの中に潜り込み、ステラと同じ光を自らの力で奪い取ったようです。

眩しい光はステラとダフォディルの全身を輝かせ、二人の力となりました。

カロンはこの力が「エバーライト」であると教えてくれました。


エバーライトはステラの地位を表す象徴であり、ステラ(とダフォディル)だけが使える道具であるとカロンはステラへ告げます。そして希望が決して消えることのない灯火であるということも。


カロンは自分がいなくなった後、ステラ自身の船を新たに見つけるように告げます。


ステラへ伝えるべきことを伝え終わると、カロンの体と彼の船はゆっくりとエバードアへと吸い寄せられていきます。

初めは赤く、そして徐々に紫色へ色を変え、更に黒い影を生み出していくエバードア。


不思議な光が消えると、そこにはもうカロンの姿はありませんでした。スピリットフェアラーとしての役目を終えたカロンはエバードアの向こうへ行ってしまったのでしょうか。


エバーライトの力で小舟のオールを作り出したステラ。カロンに言われた通り自分の船を見つけるため、ステラとダフォディルは先へ進むことにしました。


小舟で進んだ先には、ぼろぼろの家が二軒並び立つ質素な島がありました。大きな方の建物の上には何やら話が出来そうな人影が見えます。ステラはジャンプをして人影へと近づいてみることにします。


人影へ近づき話しかけてみたステラ。その人影はステラの姿を見ると、まるで以前からステラのことを知っていたかのように話しかけてきました。


どうやらステラだけでなく、ダフォディルのことも知っているようです。


人影は自分が「グウェン」であると告げました。

グウェンはステラがカロンの後を継ぎ、自分の前に現れたことも悟っているようすです。


グウェンはカロンを追い払おうとしていたとのこと。彼女はまだ死者の国へと向かう準備が出来ていないということなのでしょうか。


グウェンは建物の先にある大きな船へステラの注意を向けます。


オンボロ船を拝借してしまおうとステラへ告げるグウェン。自分では船を動かすことが出来なかったけれど、スピリットフェアラーであるステラならば動かすことが出来ると考えているようです。


そうして船へと乗り込んだ一行。グウェンが「毛皮が痛まなきゃいいけど」と言葉を発すると、


彼女の姿が強い光に包まれました。


そこに現れたのはトナカイのような姿をした女性。

グウェンが言うには「船に乗せると魂の実体がみえるんじゃないか」とのこと。つまりこのトナカイの姿がグウェンの「魂の実体」ということになります。


魂の実体が見えるようになったことで、「話す」などのアクションが行えるようになりました。今回は話しかけるアイコンの横にある「ハグ」と書かれたハートマークを押してみます。


ぎゅーっと音が聞こえそうな力強いハグ。なんだかとっても優しい時間。グウェンは「気分がよくなった」と笑ってくれました。

どうやらハグをすることで、船に乗った魂の気持ちを和らげることができるようです。


船の様子を確認して回るステラとグウェン。オンボロ船が散らかり過ぎていて、ハウスダストアレルギーが再発しそうだとグウェンは言います。まるでペチュニアおばさんの庭のようだとも言いました。

船のガラクタを片付け、修理や改装をするために造船工の「アルバート」に会いに行く必要があるようです。


グウェンは隠し持っていたキャビンの鍵をステラへ手渡し、更にアルバートの造船所への行き方を教えてくれました。


持ち物に追加された「ステラのキャビンの鍵」というアイテム。どうやらステラ自身も、すでにこの船を自分の船だと認識しているもよう。


航海日誌に新たな目的「いざ出航!」が追加されていました。進む先が分からなくなった時は航海日誌を確認すれば迷うことは無さそう。


オンボロ船の船尾に鍵のかかった部屋を発見。どうやらここがキャビンのようです。


部屋の中は一階が操舵室となっており、梯子を上がったロフト部分がステラのプライベートスペースになっているようです。


操舵室の機械を触ると地図が出現。現在いる島は「オルト・ハーバー」という場所のようです。

ギリシャ語で「オルト」は「正規の」という意味があるそうですが、さて、こういった名前に意味はあるのでしょうか。


オルト・ハーバーの左下にはカロンと出会った「エバードア」がありました。


現在の行き先である「アルバートの造船所」はオルト・ハーバーの右上にあるようです。目的地へカーソルを合わせて確定すると、船は自動で目的地へと向かってくれます。


グウェンはこの船がステラのエバーライトの力で動いているようだと言いました。そしてこうして大海原を旅しながら、彷徨える魂たちをみつけてあげるのだと。

どうやらグウェンは自らがすでに死んで魂になっているということを悟っているようです。他の彷徨える魂たちは皆、グウェンのように自分の状況を把握しているのでしょうか。


船尾に釣竿を発見。アルバートの造船所にたどり着くまでの間、少し釣りをしてみることに。


ニシンが釣れたり、


湿って嫌な臭いのする古い靴が釣れたり。


のんびり過ごしているとあっという間に「アルバートの造船所」へ到着。さて、アルバートとはどんな人なのでしょうか。


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